ドザえもん / DOZAemon

'DOZAemon' is an old Japanese slang expression that means “a drowned body”.
'DORAemon' is one of the most popular cartoon characters in Japan.
My work 'DOZAemon' was born by quoting 'DORAemon'.



w#205
ドザえもん
DOZAemon

2017
FRP、ウレタン塗装
FRP, Urethane paint
1293×842×420 mm (キャラクター設定サイズ/ The height of the character DORAemon is 129.3 cm.)


2017 個展「THE ドザえもん TOKYO 2017」 eitoeiko / Solo exbition 'THE Dozaemon TOKYO 2017', eitoeiko
2018 ケトル Vol.41 2018年2月 小崎哲哉さんによる「THE ドザえもん展 TOKYO 2017」展レビュー 太田出版社
2018年2月1日 artscape 村田真さんによる「THE ドザえもん展 TOKYO 2017」展レビュー
プレビュー 美術手帖週刊ASCIIADBARTLOGUECINRA.NETFashionsnap.com
2017 盗賊たちのるなぱあく=アウトオブトリエンナーレ (横浜 寿町) / Out of trienale. Yokohama. Kotobuki-cho
2018 アウトオブトリエンナーレ FISHBONE SPECIAL ISSUE 2018 4月 水族館劇場
2017 箕面アートウォーク2017 (兵庫 箕面)/ 2017 MINOO ART WALK 2017
2017 箕面の森アートウォーク作品集 2019年1月発行 「箕面の地霊」平田剛志





w#208
ドザえもん
DOZAemon

2017
橋本修一氏によるCGをターポリンにインクジェットプリント
Computer Graphic image made by HASHIMOTO Syuichi
inkjet print on Tarpaurin
1900×900 mm
ed.9


2017
箕面アートウォーク2017 (兵庫 箕面)
MINOO ART WALK 2017

2017
個展「THE ドザえもん TOKYO 2017」 eitoeiko
Solo exbition 'THE Dozaemon TOKYO 2017', eitoeiko



w#222
ドザえもん
DOZAemon

2018

福岡城まるごとミュージアムでのインスタレーション LINE1
w#205ドザえもん+水よけロープ+
棺桶(w#217)+ライトボックス(w#207)
instalation for FUKUOKA Art Castle 2018
consists of MIZUYOKE rope,
DOZAemon, coffin and so on.


*展示直前に、福岡市の判断で、「ドザえもん」という言葉は出せないということになり、
作品タイトルキャプションは黒塗りになり、ライトボックス(w#207)には白い布をかけての展示となった。
Just before the exhibition, at the discretion of Fukuoka City,
the title word 'DOZAemon'was not displayed in exbition space.
So the title caption of the work was painted black, and the light box (w # 207) was covered with white cloth.

 西日本新聞 2018年5月8日 野村大輔さん{「ドザえもん」不適切?}
 アルトネ 2018年5月7日 木下貴子さん{満開の桜に負けず劣らず人々を魅了した「福岡城まるごとミュージアム」}
 HUFFPOST 2018年4月3日 安藤健二さん「ドザえもん」被災者への配慮を理由に、タイトル隠される
 朝日新聞 九州版夕刊 2018年4月6日 丸山ひかりさん、安斎耕一さん「作品名伏せて展示「豪雨被災者に配慮」
 毎日新聞 福岡都市圏版 2018年4月5日 渡辺亮一さん「散策がてらアートに触れて 美術家6人の作品点在」
 西日本新聞 2018年4月3日 野村大輔さん「美術×歴史的建造物 櫓の構造生かして」





w#259
ドザえもん
DOZAemon


2020
LOTTE「ドラえもん・ひみつカプセル」
LED赤色点滅表示灯14mmφ,
専用棺桶
Lotte company's DORAemon figure,
14mmφ Flashing RED LED,
coffin
180×110×50 mm

2020
「三密回避」 ギャルリーパリ (横浜)
Avoidance SANMITSU, Galerie Paris, Yokohama

*プロジェクト「ドザえもんズ」は既成の「ドラえもん」人形やグッズを用い、「ドザえもん」に変換していきます。
2017年開始、69体まで継続予定。画像は11体目。専用棺桶あり。
Project 'DOZAemons' is 69 ready-made DORAemon cut pieces.
This is No.11







2019
w#252
ドザえもん
DOZAemon
*w#219(2018 hced 7/69)を
直径500mmアクリルミラー上に
展示版
DOZAemon on
500 diameter Acrylic mirror
version
500×500×20 mm 2019
個展 「トラロープ」
Solo Show 'TORArope', 
MasayoshiSuzukiGallery 
/ N-MARK5G
2018
w#217
ドザえもん
DOZAemon
w205の為の棺桶
過去に「ドラえもん」として使われた色のアクリル絵具で着色
六文銭、木、金具
casket for w#205
Colored with acrylic paint of the color used in the past as "Doraemon"
6 monsen,wood
1352×920×460 mm 2018
福岡城まるごとミュージアム / Art in Fukuoka Castle
2017
w#206    
ドザえもん
DOZAemon
盗賊たちのるなぱあく=アウトオブトリエンナーレ でのインスタレーション
Installation for Out of trienale. Yokohama. Kotobuki-cho
2017
盗賊たちのるなぱあく=アウトオブトリエンナーレ (横浜 寿町) / Out of trienale. Yokohama. Kotobuki-cho
w#209
ドザえもん
DOZAemon
「箕面の滝」
横の空間でのインスタレーション
Installation in the space next to "Minoh Waterfall"
2017
箕面アートウォーク2017 (兵庫 箕面)/ MINOO ART WALK 2017
w#207
ドザえもん
DOZAemon
レーザーカットしたアクリル板LED
Laser cut acrylic board,LED
300×120×96 mm ed.6 2017
箕面アートウォーク2017 (兵庫 箕面)/ MINOO ART WALK 2017
2000
w#62
ドザえもん
DOZAemon
善知鳥神社
(青森)
でのインスタレーション
Installation in UTOH shrine
,Aomori
2000
キッズアートワールド 青森県立美術館
Kids Art wirld Aomori 2000, AOMORI MUSEUM OF ART


BT 2000年11月号
1992
w#9
ドザえもん
DOZAemon
写真にラミネート加工、合皮、綿
Laminated on photo, synthetic leather, cotton
760×1080×80 mm 1994
滋賀大学大学院修了制作展
滋賀県立近代美術館ギャラリー
SHIGA university post graduate exhibition
Shiga museum of modern art gallery

2017 個展「THE ドザえもん TOKYO 2017」 eitoeiko / Solo exbition 'THE Dozaemon TOKYO 2017', eitoeiko




「ドザかドラか、それが問題だ」

 京都へ戻っていた私のところへ、学芸員の池田さんから電話があった。
「残念ながら、ドザえもんが盗まれました」と。
どう返事をしたのかは定かではないが、その日はなかなか元気が出なかったのを覚えている。
 一瞬、一度目の行方不明の時のように、善知鳥神社の寛大で心優しい方々の失笑にも似た笑顔に包まれ、
再び社務所内で眠っていることを願ったのだが...。
それは、展覧会会期前日のことであった。雨と風によって、ドザえもんと重りを繋いでいたピアノ線が切れたのだ。
搬入の日にも、雨と風のパワーによって、ドザえもんはアホみたいにくるくると回転していた。「これはマズい」とは思ったのだが...。
ドザえもんを池に浮かべる際、学芸員の池田さんに池に入ってもらったのはいいが、池田さんの体がズブズブと沈んでいくのを見て、
「生ドザえもん!」と心の中で叫び、その素晴しい芸術の出現に、助けようとさえ思わなかったのだが、
「アカデミックな美術研究一筋で歩んできた池田さんを、これ以上、現代美術のどろ沼に引きずり込んではいけない」という正義心が、
一応、私に助けるフリをさせたのであった。
不幸にも「生ドザえもんの誕生」とはならなかったわけだが、
それほど大変な搬入であり、くるくると回っているからといって、もう一度池に入ってもらうようには頼めなかった。
恐るべし、青森太古の沼(善知鳥神社のその池が、唯一、青森の原始形態を今に残すものである)である。
その第一回目の失踪を教訓とし、今度はワイヤーで繋ぐことにした。
これによって、ドザえもんは、青森太古の沼と一体と化し、よほど悪意が無い限り、その間は割くことが出来ない筈であった。
ところが、会期終了を目前に、ドザえもんは忽然と姿を消した。しかも、夜にである。
普通に考えれば、美術作品の紛失であるから、大変なことである。しかも、準備室といえど、美術館の企画展である。
そこで大騒ぎにならないところが、私もドザも成仏出来ないところではあるが...。
おそらく、盗人のみが、私の重要性と作品の価値を認め、
撤去前日に、河童伝説をものともせず、しかも自らがドザえもんとなる可能性をも顧みず、沼へと足を踏み入れたのである。
しかし、ただ一抹の不安がある。盗人は岡本光博の作品「ドザえもん」を盗んだのか、藤子・F・不二雄の「ドラえもん」を盗んだのか、ということである。


                      カタログ:青森県立美術館準備室「キッズ・アートワルド・あおもり2000」より