パフォーマンス「living Buddha raving」は、寺の本堂という場所性を活かし、

「覆面ブッダによる身体表現」と「音楽の力」により、仏教という概念を超えて、

鑑賞者に内在する原初宗教心を揺さ振る試みである。



上段の映像は、VJでもある苅谷圭氏(天憑)による編集。
下段はほぼ定点撮影の映像 1時間を3分にしたもの。
ノーカット版はDVDでご覧ください。

下段の曲「living Buddha raving」は、
実際のパフォーマンスの1曲目にプレイされたものとはバージョン違いである。

日蓮宗のお経を逆回転したものにビートを被せ、
修験道、神道、シャーマニズムなど宗教的音のモチーフを重ねたものである。





We made collaboration work 'living Buddha raving'.

From my rough image, 5 artists include DJ and VJ made it impromptu.

It played in a Buddhism temple in Osaka,Japan on Oct.30,2010.

Maybe, It is a trial to shake our religion feeling beyond Buddhism, Shintoism, Christianity and so on.














岡本光博 構想、曲(1曲目)

金山直樹 音響(オリジナルスピーカー)

ポピー中土井(天憑)舞踊

DJハットリ(天憑) DJ

苅谷圭(天憑) VJ



からほりまちアート / ナイトクルージング

2010年10月30日(土)

20時〜21時

妙徳寺

大阪府大阪市中央区中寺1丁目2-4




心配していた「台風」と「通報」も無く、無事に終了致しました。
見に来て頂いた方へ感謝致します。

私の無茶振りから始まった企画でしたが、参加メンバーの能力がいかんなく発揮され、
場、時間、映像、音、衣装・・・すべての要素が奇跡的にも想定以上にリンクしました。
相当過激な内容ではありますが、是非DVDでご覧頂ければ幸いです。
またこのような有る意味仏教を否定するような内容の表現が含まれているのに、
「お釈迦様への不敬の念が無いならば、ご自由に」と寛大な態度で場をご提供頂いた、
妙徳寺様へは改めてお礼を申し上げます。

岡本光博  2010年10月31日 




stills from DVD ''living Buddah raving''
パフォーマンス中に引き裂かれたブッダマスク