NS # 154
OM 1


acrylic on canvas
キャンバスにアクリル絵具
1240×960mm  
2001


ユネスコの援助を受けて、
インド・ニューデリー滞在中に制作



ヒンドゥー教の猿の神「ハヌマン」は、胸を開くと「ラーマ」と「シータ」という神が現れる図像で描かれる。

インドでの個展の際、アートセンターのスタッフから「ヒンドゥー教をモチーフにすることはタブーである」と釘を刺されたが、

すさまじい勢いでアメリカ化しているインドの現状を表現するには、避けることが出来なかった。


(週刊金曜日2006年8月4日号より 連載「珈琲破壊」029)