小坂 美鈴 個展
KOSAKA Misuzu solo exhibition

編集すること
to edit

2025年6月17日(火)から22日(日)
12:00から18:00

KUNST ARZTでは、初となる
小坂美鈴の個展を開催します。
小坂美鈴は、写真で捉えた
日常目にするモノを糸のようにカットし、
編むことで再構成するアーティストです。
作品は、縦糸、横糸のように
2つのイメージが重なるだけでなく、
レリーフ的なボリュームも内包します。
幼い頃に、散らかった部屋を
写真を通して諭された経験があり、
作品は一貫して“見る”ことへの考察でもあります。
(KUNST ARZT 岡本光博)



アーティスト・ステートメント / 展覧会コンセプト

小坂美鈴は、一貫して「編む」行為に
着目しながら制作をおこなう。
「編む」ことを、ものを別の存在に変換させる
原始的な方法と捉え、そこに内包されている
時間や労働に着目している。
工業製品や写真などの日常にありふれている
人工的な素材を用いて、ものが行為によって
分解・再構成されていくプロセスと、
社会生活を自分なりに解釈するために向ける
プライベートなまなざしを重ね合わせている。



PRESS RELEASE



KOSAKA Misuzu (b.2000, OSAKA pref, l
ives and works in Kansai) is an artist
who reconstructs photographs of everyday objects
by cutting and weaving them like thread.
She earned her master's degree
in a textile course at Kyoto university of the Arts.




upper body
2025
写真用光沢紙、ナイロン糸
46×59×7cm




Cross-legged
2025
写真用光沢紙、ナイロン糸
Photo glossy paper, nylon thread
56×40×11cm




middle finger
2025
写真用光沢紙、ナイロン糸
2.5×8.5×1cm




belly&legs
2025
写真用光沢紙、ナイロン糸
33×64×11cm

以上、個展「編集すること」(2025)より
photo by momo nakagawa

経歴

2000 大阪府生まれ。
2024 京都芸術大学大学院美術工芸領域
染織テキスタイル分野修了

主な展覧会
2025 個展「編集すること」 KUNST ARZT
2025 DOUBLE ANNUAL 2025 「アニュラスのじゃぶじゃぶ池
─ omnium-gathrum」(国立新美術館、東京)
2024 小坂美鈴個展「生 活 の つ ぶ て」
(同時代ギャラリー コラージュ・プリュス、京都)
2024 DOUBLE ANNUAL 2025
(京都芸術大学 ギャルリ・オーブ、京都)
2024 pile up(京都芸術大学 NA1F、京都)
2024 ARTAOTA 選抜展(アンスティチュ・フランセ関西、京都)
2024 「現在地の視座」(京都芸術大学 ギャルリ・オーブ、京都)
2024 第46回日本新工芸展 第7回学生選抜展
(東京都美術館、東京 / 京都市京セラ美術館、京都)
2023 ART AOTA 2023 (九条湯、京都)
2023 京都芸術大学 卒業・修了展 (京都芸術大学 NC103、京都)
2022 MILESTONESー余白の図案ー
(京都市勧業館みやこめっせ、京都 / 阪急うめだギャラリー、梅田)







my asterism
2025
写真用光沢紙、ナイロン糸、展示台
W6512×H3500×D3375(mm)








collection for KOSAKA Misuzu works.